部分矯正・マウスピース矯正|名古屋市南区のJR笠寺駅から徒歩7分の歯医者|笠寺歯科クリニック

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部分矯正・マウスピース矯正

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マウスピース矯正とは

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、従来のブラケットやワイヤーを用いず、透明なマウスピースを使用して歯並びを整える矯正治療法です。1〜2週間ごとに少しずつ形状の異なるマウスピースを順番に交換して装着することにより、計画的に歯を動かしていきます。透明素材のため目立たず、取り外し可能で、日常生活の中で歯みがきや食事がしやすいのが特徴です。精密な3Dシミュレーションに基づいて段階ごとに設計されたマウスピースを1日20時間以上装着し、少しずつ歯を動かします。この方法では金属アレルギーの心配や装置のトラブルが少なく、快適に矯正治療を進めることができます。また、治療開始前に終了後の歯並びをシミュレーションで確認できる利点があります。
しかしながら、すべての症例に対応できるわけではありません。マウスピース矯正が適応するかどうかの正確な判断が必要となります。
そして、治療は患者さん自身の装着時間の管理と医師の診断力が大きく関わります。矯正を検討している方は、ぜひ一度相談にお越しいただきご自身のお悩みがマウスピース矯正で解消できるかどうかを一緒に考えていきましょう。

マウスピース矯正が向いている人・向いてない人

マウスピース矯正はすべての方に適しているわけではありません。歯並びの状態や生活習慣によっては、適応しないケースもあります。

マウスピース矯正が向いてないケース

  1. 重度の不正咬合がある場合

    出っ歯や受け口、開咬、顎の左右のズレなど重度の不正咬合がある場合は、対応が難しいことがあり、マウスピース矯正の適応外となることが多いです。

  2. 抜歯が必要で歯の移動距離が大きい場合

    歯並びの乱れが大きい場合には抜歯が必要になることがあります。抜歯後に大きく歯を移動させる必要がある場合、マウスピース矯正では十分な効果が得られないことがあります。特に重度の叢生(歯のガタガタ)、著しい出っ歯や受け口では抜歯が必要なケースが多く、歯の大きな移動が必要な場合には力が不足するため向かないことがあります。

  3. 自己管理が難しい方

    マウスピース矯正は、毎日1日20時間以上の装着が必要です。食事や歯磨きの時には外す必要がありますが、食後に歯磨きをした後すぐに装着する必要があります。装着するのを忘れてしまうと後戻りをしてしまうことがあり、結果、マウスピースが合わなくなり作り直しになることがあります。

  4. 複数のインプラントが入っている場合

    インプラントは顎骨に埋め込まれているため、矯正治療で動かすことができません。
    複数のインプラントが入っている場合は周囲の歯の移動が制限されるため、理想的な歯並びを作ることが困難になります。

マウスピース矯正が向いている人

  1. 軽度から中等度の歯並びの乱れがある方

    前歯の軽度な叢生(ガタガタ)や隙間、軽度の出っ歯などには適応となります。ただし、歯と歯の間を少し削合する場合もあります。

  2. 見た目を気にする方

    最大の特徴は、透明で目立ちにくいことです。特に接客業や人前に立つ機会の多い方、見た目を重視する方にとって、大きなメリットとなります。

  3. 自己管理ができる方

    マウスピース矯正は1日20時間以上の装着が必要になります。そして、毎食事後に歯磨きをしてから装着をする習慣を続けられる方に向いています。ご自身で装置の管理ができる方に適しています。

  4. 食事や歯磨きの制限を避けたい方

    ワイヤー矯正では食事の制限があり、歯磨きもより一層の丁寧さが求められます。マウスピース矯正であれば、食事の際には装置を外すため、食事の制限がなく歯磨きも通常通り行えます。むし歯や歯周病のリスクを高めません。

  5. 金属アレルギーの心配のある方

    金属アレルギーのある方は、ワイヤー矯正で使用する金属に反応してしまう可能性があります。マウスピース矯正はプラスチック製のため、その心配がありません。

注意点

  • 自己管理が重要

    正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果が得られないことがあります。この点は自己管理によって十分注意していただく必要があります。

  • 紛失のリスク

    マウスピース型装置の紛失により治療が中断するリスクがあります。

  • 適応症の制限

    歯並びによっては、マウスピース型装置で治療が難しいことがあります。
    お口の状態によっては、マウスピース型装置に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。

  • 高額な治療費

    機能性や審美性を重視する治療のため自費診療(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。

  • 薬機法上の位置づけ

    マウスピース型装置は薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。

マウスピース矯正の流れ

1

カウンセリング

歯並びのお悩みや治療に関する疑問などを丁寧にうかがうことから始まります。そして、マウスピース矯正の治療内容やメリット・デメリット、費用などを説明いたします。歯の矯正には複数の治療法があるので、選択に迷われることもあるかと思います。最終的に選択されるのは患者さんご自身ですが、選択のための詳しい説明や豊富な選択肢をご提案し、最適なご決断ができるようなカウンセリングを心がけています。疑問や不安があれば、どんな小さなことでもご質問ください。

2

精密検査

一口に歯並びが悪いと言っても、患者さん一人ひとりでお口の状態は異なります。精密検査では口腔内検査のほかにレントゲン撮影、顔や口内の撮影を行い、精密に歯並びやお口の状態を把握します。

3

治療計画のご説明

精密検査の結果をもとに作成した治療計画についてご説明します。どのくらいの期間をかけて、どのくらいの力で歯を動かしていくのか、治療のシミュレーションを行います。ここでも気になる点や疑問点がございましたら些細なことでもご質問ください。

4

マウスピースの作製

米国のアライン社に資料を送付し、患者さん専用の装置を作製します。

5

矯正治療の開始

マウスピース型装置が届いたら治療開始です。歯の動き具合に合わせて少しずつマウスピースの形を変えていき、目指す位置まで歯並びを整えていきます。1つのマウスピースで0.3ミリずつ歯が移動するように設計されており、2週間ごとにマウスピースを交換しながら治療を進めます。1日に装着する時間は20時間以上です。

6

保定期間と治療終了

目指す位置まで歯が動いたら、その状態を維持できるように保定を行います。一定期間保定を行ったら、矯正治療は終了です。

マウスピース矯正の費用

自費診療

マウスピース矯正は自費診療で、治療内容やプランに応じて費用が異なります。詳細な費用については、カウンセリング時にご確認ください。

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